11月21日の発売予定が遅れていたこの作品。
再三、amazonから入荷遅れのお知らせが来ていた。別にいいんだ、急ぐ訳でもなし。
で、結局届いたのが12月10日頃だっただろうか。それから5〜6回聴いてみた。
当初の予想通り、曲順は変更になって、『ベス』は1曲目ではなくなっていた。
1曲目『ラブ・ガン』は『レボリューション』、これはイントロから分かる。
コーラス部分は『オール・ユー・ニード・イズ・ラブ』をからめてる。
2曲目『リック・イット・アップ』は『チケット・トゥ・ライド』、
3曲目『デトロイト・ロック・シティ』は『エイト・デイズ・ア・ウィーク』
4曲目『ロックンロール・オール・ナイト』は『ヘイ・ジュード』、
5曲目『ハード・ラック・ウーマン』は『アイ・ウォント・トゥ・ホールド・ユア・ハンド』、
6曲目『ベス』は『レット・イット・ビー』、
10曲目『ストラッター』は『ラブ・ミー・ドゥ』
ビートルズには、そんなに詳しくないので違うかも知れないが、
自分の知っている曲の中では、元ネタはこの辺ではないだろうか。
もう少し楽しめるかと思っていたが、全体の感想としては、どっちつかず。
ビートルズ風にする事で、キッスの曲の良さが失われている部分があるし、
キッスそのままで、どこがビートルズ?って部分もある。
それに、そもそもこのサウンドやボーカル、ビートルズに似てるのか?
この曲はこの曲をモチーフにしてアレンジしてますとか、解説があるもんだと思ってたら、
ジャケットは2ツ折りに曲名が書いてあるだけで、ライナノートも歌詞も一切無し。
まだ面白かったのは、アップルがジーンの顔になってるイラストぐらい。
こういうエンターテイメント系は、購入者をとことん楽しませてくれなきゃダメだろう?
という事で、まあこんなもんでしょ。
今回改めてYouTubeでビートルズを聴いて、その曲の良さと、
キッスはキッスらしい方が良いと再認識した結果に終わった。
[好み度]4/10菜箸