トクホのコーラ

最近、この『ペプシスペシャル』にハマっている。

トクホのコーラとしては、随分前に『キリン メッツ コーラ』が出ていてその時に飲んだが、

好みの味ではなく、１回きりで「何か違うな」と思い、それきりだった。

その後、発がん性物質の話題もありどうなったかと思っていたが

予定出荷数を上回るバカ売れで、『普通のコーラ』『無糖のコーラ』に続く

『第３のコーラ』市場を開発してしまい、本家のペプシも静観していられなくなったのだろう、

トクホコーラとしては皮肉にも『後発』となる『ペプシスペシャル』で巻き返しに出た。

と言うか以前記事にもなっていたけど、

この『ペプシスペシャル』の開発は数年前から行われていたようで、

日本でのペプシの販売元であるサントリーと米国ペプシの折り合いで

なかなか開発が進まなかったようだ。

今回、織田裕二のCMも目に付き買ってみたが、

味は普通のペプシあたりと全く変わらない気がする。普通に美味しい。

なので、『脂肪分の多い食事の際』以外の、炭酸系が飲みたい時に飲んでしまう。

しかもトクホだから、健康に良い物を摂取しているイメージがある。

しかしラベルを見ると『キリン メッツ コーラ』は「糖類ZERO」と書いてあるが、

『ペプシスペシャル』はどこにも「糖分ゼロ」とは書いていない。

そこで成分分析表をよく見ると、キリンがたんぱく質・脂質・糖質０gに対して、

ペプシは糖質0.4～2.0gと表記されていた。

栄養表記基準が100ml当り糖質0.5g未満を糖質ゼロと表記できるから、

糖類ゼロは使えないのか。

普通のコーラだと、350ml１本当り約40gの糖質が含まれているらしい。

米国の輸入コーラ缶を見ると、本当に｢SUGAR 40g｣と書かれていて、ゾッとするが、

日本ではそれが「炭水化物」と表記され分かりにくくなっている。

まあ「砂糖40g」と明記されていれば、ダイエットを気にするOLや女子高生には

全く売れないだろうが。

ゼロ系に使用されている人口甘味料については、

その安全性や危険性に色々あるようだが、いちいち気にしてたらキリが無い気もする。

さてコーラと言えば、僕のイメージではやっぱりコカコーラなのだが、

こんな美味しい市場を黙って見ているわけはないと思うのだが、

このジャンルには参戦して来ないのだろうか？開発中なのか？

サントリー ペプシスペシャル 490ml×24本