菜箸亭●本日のおススメ

アナログ親父のMUSICLIFE & GOODS

one louder - the jeevas

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あー、もうひと月以上ブログを更新していない。

別に書くことが全く無い訳でもないが、取り立てて書く程の事も起こっていない。

いや、これまでも『書く程でもない』事ばかり書いて来たんだけど。

 

会社の新しい第2工場や、地元大学2校のインターンシップ等あるにはあるが、

あまり書く気が起こらなかったのは、これを書いている『書斎』がエアコン無しだからかも知れない。

もっとも、昨年このブログを書き出したのも夏……8月11日だから、

やっぱり今年は昨年より暑いのかな。

 

突然だが、最近は主に『the jeevas』ばかり聴いている。

クーラ・シェイカーにどっぷりハマって、1stから順番に聴いたので、

再結成前の the jeevas の2枚も一応、聴くには聴いていたのだが、

何せ再結成後の2枚を早く聴きたかったので、

「ああ、カントリーしてるなぁ、でもクリスピアンには似合わないなぁ」と

一聴しただけで放置していた。

 

そんな訳で、ヘビロテでクーラばかり聴いていたが、

数ヶ月もすると流石に新鮮さが無くなり、聴き飽きかけて来た。

そこで再度 the jeevas の登場となったのだが、改めて聴くとこれが良かったので、

可能な限り順を追ってに書いてみたい。

 

まずは、第1弾シングルの『one louder』。発売は2002年7月17日。

1.one louder

2.red

3.stoned love

デビューアルバムが同年9月4日の発売だから先行シングルになるが、これが曲者だ。

何しろ日本のみ発売。で、サウンドは後発のアルバムと大きく異なる。

後のアルバムでは、3ピースによるストレートなロックを爽快に演奏するのをウリにしているのだが、

これはホーンセクション等を多用し、前身のクーラ・シェイカーに近い。

『one louder』って直訳すれば『より大きいひとつ』ってなるけど、

このタイトルも歌詞の内容には合っていない気がする。

そして、後のアルバムに収録されていない事を考えると、

まだ the jeevas としてのサウンドが完成していない時点で日本からの要請を受け、

取り合えず先行してしまった感が大アリだ。それでも帯には、

「このワン・ラウダーには、ポジティヴなヴァイヴに溢れた、復活を祝うグルーヴに満ちている。」

と書かれている(ヴが多いな)。

 

そして3曲目の『stoned love』のみ、2枚目のアルバム『カウボーイズ&インディアンズ』に

本来の the jeevas サウンドで再録されている。このシングル収録ver.と聴き比べてみると、

格段良くなっているのが分かる。

 

という事で、第1回は the jeevas 黎明期の紹介でした。