菜箸亭●本日のおススメ

アナログ親父のMUSICLIFE & GOODS

1-2-3-4! - the jeevas

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今回は the jeevas デビューアルバムになる『1-2-3-4!』。

発売は2002年9月4日。

 

1. Virginia

2. Ghost (Cowboys In The Movies)

3. You Got My Number

4. What Is It For

5. Once Upon A Time In America

6. Dont Say The Good Times Are Over

7. Scary Parents

8. Teenage Breakdown

9. Silver Apples

10.She speaks

11. Edge Of The World

12.America

(10、12は日本盤ボーナストラック)

 

1曲目『ヴァージニア』のイントロからシンプルで実に痛快なサウンドが展開される。

シンプルだからこそ際立ち、再認識させられるのがるのが、

クリスピアン・ミルズのメロディメーカーとしての才能。

同じ人が作っている訳だから、クーラに似ている部分はあるんだけど、

極力キーボードなども使わず、余分なものを削ぎ落としたサウンドが心地良い。

クーラよりも迫力やグルーブ感は少ないが、一緒に口ずさんでしまう楽しさがある。

ジャケットもクーラ時代には無かった、メンバーの画像(しかもジャンプしている!)

入りのものになっている。

まあ、両者を比べる必要も無いんだが。

 

3曲目『ユー・ガット・マイ・ナンバー』は、アンダートーンズのカヴァー。

元々がシンプルな曲だが、ヒステリックなクリスピアンのボーカルに合っていて、

個人的にはオリジナルより好み。若干進行と歌詞を変えている。

 

9曲目『シルヴァー・アップルズ』は the jeevas 結成前に実験的に曲作りを行っていたという

マーク・プリチャードとの共作で、キーボードが多用され、ドラムも打ち込み系の作りで、

終盤には音が絞られまた始まるなど、このアルバムの他の収録曲とは少し趣きが異なる。

 

 10曲目『America』は5曲目のデモ・バージョンでクリスピアンのアコギ弾き語り。

完成形と一部歌詞が違う。