こんなものがあったとは知らなかった。『ビートルズ・ミーツ・キッス』。
といっても、発売日はまだだけど。
マイケル・ジャクソンやクイーンをビートルズ風に
カバーしたシリーズの第3弾として今回はキッスらしい。
マイケル版の曲を試聴してみたが、割りとそれっぽい。
既成のビートルズ楽曲をモチーフにして、そのアーティストの曲をカバーしている。
無理してビートルズっぽさを作ってる感は否めないが。
元々ジーンもポールもビートルズの影響を公言しているし、
1987年のビデオ『エクスポーズド』では、
二人で『I'll Be Back』の出だし部分を披露している。
ジーンのソロアルバムでは「ビートルズのような音にしたかった」
と言って、『See You Tonight』、『Mr.Make Believe』で意外な一面を見せた。
最新アルバム『モンスター』でも『Wall Of Sound』は
『Helter Skelter』みたいな曲を書きたいと言って作られた。
そんな風に、根底では共通する部分はある訳だ。
しかし、こういうのは大抵1回聴いて、
「ほほう、こういう感じか、なるほど」で終わってしまうのだが、
知った以上、KISSファンとしてはちょっと気になる。
気になる曲目は、
- Beth
- Rock and Roll All Nite
- Hard Luck Woman
- Love Gun
- Detroit Rock City
- I was made for lovin you
- Black Diamond
- Shout It Out Loud
- DEUCE
- STRUTTER
- LICK IT UP
KISSのベスト盤だったら、絶対に無い曲順だ(笑)。
もしこのまま『ベス』が1曲目だったとしたら、おそらくバラード風ではなく、
『Please Please Me』みたいなアレンジではないかと予想する。
他の曲も大体ビートルズサウンドに変換出来る気がするが、
『デトロイト・ロック・シティ』だけは想像出来ない。…きっと、買ってしまうだろう。
- 2012年11月21日発売
- 定価1,995円(税込)
- アーティスト: V.A.
- 出版社/メーカー: OCTAVE
- 発売日: 2012/11/21
- メディア: CD
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