菜箸亭●本日のおススメ

アナログ親父のMUSICLIFE & GOODS

しばしお別れ、ポカリスエットスタジアム

f:id:mix-tax:20141102222318j:plain

先日、娘の中学最後の陸上の大会があった。
ほとんどの3年生は既に引退し、今大会で残っているのは
よほど記録的に上位か、高校でも競技を続ける選手ぐらい。


娘は到底ランキングベスト10には届かない位速くもないし、
元々そんなに好きでやってるわけでもない。
でも、高校になってもやるという。


徳島の陸上競技ではメインの会場になる、ポカリスエットスタジアム
そこをホームグラウンドとするサッカーの徳島ヴォルティスは、
今年遂にJ1に昇格したが、実力の差は如何ともし難く来季のJ2降格が決定した。


皮肉にもスタジアムではJ1規定の収容人数確保に向けて、
スタンドの増設工事が大詰めとなっている。
完成しても、来季には必要のない数のスタンド。
しかし今年得た貴重な経験を糧として、また次の昇格を狙えばいい。

f:id:mix-tax:20141102222343j:plain

ヴォルティスまた負けたのか、弱いな、アカンな、と言うのは簡単だ。
しかし、これで終わりではない。通過点かも知れない。
努力して向上しようという気持ちがある限り。


娘もまた然り。
中学から高校でほぼ半数近くの人間が競技をやめていく。
自分の能力に限界を感じた者、別の道を見つけた者、人それぞれ。
息子の時だと、中学ランキングで中間位の人間はほぼ最下位くらいになる。
しかも受験勉強で練習不足になり、ベストタイムに戻すのに1年近くかかった。


進学校に進めば勉強も難しくなり、塾にも通わなければいけない、
絵も描きたい、ゲームもしたい、部活もしたい・・・。
やってもタイムも上がらないかもしれないし、リレーメンバーにも
入れないかもしれない。それでもやらずに諦めるよりはまし。
やらずに終わるよりも、やって得られるものの方が多いはずだ。


最後の大会では初めて100mの決勝に残ることが出来、
ベストタイムには及ばなかったが、予選より速いタイムで終わることが出来た。
小学4年の頃から娘の大会はほぼ全競技ビデオに収めてきた。


部活が終わってもなるべく体力が落ちないように自主練は続け、
来年の春、また僕を応援に行かせてくれ。楽しみにしてるよ。

COME RAIN COME SHINE(通常盤)

COME RAIN COME SHINE(通常盤)