夕食の時、息子が言った。
「今日実力テストが返って来て、英語100点だった。」
えっ、高2の2学期の英語のテストで100点?……コイツ天才だったのか?
それとも夏休み中の努力(していた風には見えなかった)が実ったのか?
他のテストの結果も言おうとした息子の言葉を俺は遮った。
「今日はその結果だけでいい…。残りは明日聞く。」
満点以上は無い。いつも良い点数から言う彼の口から、
これ以降出てくる点数はそれより低い点数だ。
ひょっとしたら、とんでもない数字で、せっかくの100点気分が
台無しになってしまうかも知れない。
それよりも今はこの気分をもっと味わっていたい。
息子よ、よくやった。お前は頑張っているんだな……偉いぞ。
自分が高校生の時に100点なんてあっただろうか、いや無い(キッパリ)。
確か中学生にまで遡らなくては無いぞ。
息子よ、お前は俺の自慢だ……(ウルウル)。
一人満足する僕を無視して息子は続けた。
「社会は132点。」
……はぁ?132点?……なにそれ?
……って事は200点満点かい!!100点は50点ってことかいっ!!
それでは志望の大学D判定かそれ以下じゃないのか?
一天にわかに掻き曇る。
そういやコイツ、高校生にもなって自転車のペダル踏み外したとかで
転倒してヒジを思い切り擦りむいて帰って来たな。…関係は無いが。
息子よ……やっぱりお前は心配の種だ。
中学3年間の英文法がこの1冊でいっきにわかる もう一度 中学英語
- 作者: 石崎秀穂
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